今、音楽シーンで最も注目を集めるアーティストの一人、常田大希さん。実は東京藝術大学に現役合格しながら1年足らずで中退という、驚きの選択をしています。
しかも高校時代はほとんど授業に出席していなかったという異色の経歴の持ち主なんです。
今回は、常田大希さんの学生時代から現在までの興味深い歩みについて、詳しくご紹介していきましょう!
常田大希のプロフィール
「#PashaDeCartier」
— King Gnu (@KingGnu_JP) November 27, 2020
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まずは、常田大希さんの基本プロフィールからチェックしていきましょう。
プロフィール | 詳細 |
---|---|
名前 | 常田大希(つねた だいき) |
生年月日 | 1992年5月15日 |
出身地 | 長野県伊那市 |
担当 | 作曲・編曲・音楽プロデュース |
現在の活動 | King Gnuリーダー、MILLENNIUM PARADE主宰 |
実は常田大希さん、とても恵まれた音楽環境で育ちました。
父親はジャズピアノ、母親はクラシックピアノの演奏者という音楽一家で、なんと5歳からチェロを始めていました。この環境が、後の多彩な音楽性につながっていきます。
常田大希の中学時代

常田大希さんが伊那市立東部中学校に通っていた時代、実はとっても興味深いエピソードがたくさんあります。
- 野球部と合唱部を掛け持ち!両方で活躍
- 合唱部ではマリンバ奏者としてNHK全国学校音楽コンクール全国大会に出場
- なんと、現在のKing Gnuボーカル・井口理さんと同級生
- 中学1年生からギターを始め、MTRで作曲活動をスタート!
音楽漬けの毎日と思いきや、野球部と掛け持ちをしているのは意外ですよね!
特に注目なのが、音楽活動の幅広さ。
クラシックはもちろん、ジャズ、サイケデリックロック、オルタナティブロックまで、様々なジャンルの音楽を聴き込んでいました。
常田大希の高校時代の選択

常田大希さんは長野県立伊那北高校に通っていました。
常田大希さんは音楽を極めるための大胆な選択をします。
授業への出席よりも音楽活動を優先したんです。
- なんと1日8時間ものチェロ練習を継続
- 高校3年生で日本クラシック音楽コンクールのチェロ部門3位を獲得
- 高校2年生で最強プレイヤーズコンテストのベース部門準グランプリ
- 高校1年生からバンド活動とオリジナル曲制作を開始
- すでにプロを意識し、レコード会社へのデモテープ送付も
しかも、伊那北高校は偏差値65~67の進学校。
その中で音楽を優先するという選択には、並々ならぬ決意があったはずです。
しかも結果として東京藝術大学に現役合格まで果たしています。
常田大希さんは他の生徒とは一線を画す独自の方法で、しっかりと自分の道を切り開いていったんですね!
常田大希 東京藝大中退の深い理由とは?

常田大希さんは、クラシック音楽の最高峰として知られる東京藝術大学音楽学部器楽科に入学。
その入試は厳しいことで知られていて、複数年の浪人を経てようやく合格するのが一般的とされる中、常田大希さんは見事に現役合格を果たしました。
多くの受験生が複数回の挑戦を重ねる難関校だけに、これは本当にすごいことですよね!
在学中、世界的な指揮者・小澤征爾氏が主宰する若手オーケストラでチェロ奏者として活躍もしていました。
しかし、常田大希さんは驚きの決断をします。
その類まれな才能を認められ、晴れて入学を果たしたにもかかわらず、まもなく中退を決意したのです。
この驚きの決断の背景には、常田大希さんの音楽家としての新たな可能性への挑戦が隠されていました。
- クラシック音楽の「再現芸術」という概念と、自身の音楽観の違い
- より社会と結びついた音楽表現への強い思い
- 新しい音楽表現を追求したいという情熱
常田大希さんの根底には常に、
「新しい音楽を作りたい」
「社会と結びついた音楽をしたい」
という強い思いがありました。
まずは、クラシック音楽における「再現芸術」という概念との葛藤です。
クラシック音楽では、作曲家の意図を正確に解釈し、楽譜に忠実に演奏することが重視されます。
しかし常田大希さんは、より自由な解釈と表現を追求したいという強い思いを持っていました。
次に、音楽と社会のつながりを模索する姿勢です。
常田大希さんは、演奏会場という特別な空間だけでなく、より身近な場所で、現代を生きる人々の感情や経験と響き合う音楽を創りたいと考えていました。
そして最後は、新しい音楽表現への飽くなき探求心。
ジャンルの垣根を超えた実験的な音楽性や、従来の演奏スタイルにとらわれない表現方法を追求したいという情熱が、常田大希さんの心を強く動かしていたのです。
「クラシック音楽は再現芸術の世界。自分とはマインドが根本的に違うから、やりたいこととはちょっと違う」と東京藝大入学当初から中退を考えていたというから驚きです。
常田大希 大学中退後の予想外の展開
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東京藝術大学を中退した後、常田大希さんは自身の音楽的視野を広げるため、インドへ旅立ちます。
1、2か月間のバックパッカー生活を通じて、異文化との出会いや新しい音楽との接点を得た常田大希さんは、帰国後に思いがけない展開を迎えることになります。
東京藝術大学の学園祭での演奏をきっかけに、高校時代の後輩だった井口理さんと再会。
常田大希さんのソロプロジェクト「Srv.Vinci」に井口さんが参加したことで二人は音楽的な共鳴を感じ、2017年にKing Gnuが結成されました。
バンド結成後、King Gnuは独自の音楽性で着実にファンを増やし、2019年には紅白歌合戦への出場を果たします。
同時に常田大希さんは、音楽家集団「MILLENNIUM PARADE」の主宰者としても活動の幅を広げ、作曲家、編曲家としても才能を発揮。
米津玄師さんの楽曲プロデュースも手がけるなど、多彩な音楽活動を展開しています。
クラシック音楽の基礎を持ちながら、ロック、エレクトロニカ、映画音楽など、ジャンルを超えた表現に挑戦し続ける常田大希さん。
その独創的な音楽性は、SPACE SHOWER MUSIC AWARDSのBEST CREATIVE PERSON受賞など、音楽業界からも高い評価を受けています。
- 2017年 King Gnu結成
- 2019年 紅白歌合戦出場
- MILLENNIUM PARADE主宰
- SPACE SHOWER MUSIC AWARDS受賞
常田大希の大学中退理由|中高~東京藝大からKing Gnu結成まで徹底解説!まとめ
現役で東京藝術大学に合格した常田大希さんは、より自由な音楽表現を求めて大学を中退するという大きな決断をしました。
インドでの経験を経て、King Gnuを結成し、MILLENNIUM PARADEの主宰を務めるなど、幅広い音楽活動を展開しています。
クラシックで培った確かな技術を基礎に持ちながら、ジャンルを超えた新しい音楽表現に挑戦し続ける常田さん。
作曲家、編曲家、プロデューサーとしても活躍し、今や日本の音楽シーンになくてはならない存在となっていますよね。
今後の活躍も目が離せません!